
TMS(全国結婚相談事業者連盟)は、日本全国の結婚相談所をネットワーク化した組織であり、婚活をサポートするさまざまなサービスを提供しています。
TMSは84,000名以上の会員様が在籍されており、結婚相談所の大手であるIBJと二大勢力とも言われています。
「AIマッチング紹介」などの最先端のマッチングシステムを利用できるなど、TMSにしかない特徴もたくさんありますので、詳しくご紹介します。
TMSの選ぶポイント(メリット)
①加盟店ネットワークの広さ

TMSには日本全国に加盟結婚相談所があり、2025年1月現在の加盟店数は約1,340店となっています(SCRUM1,977店)。
TMSは「SCRUM(スクラム)」と連携しているので、全国でも圧倒的な数の紹介やお見合いが組めるようになっています。
SCRUMとは、全国の結婚相談所がデータ連携し、会員様へより一層多くの出会いの数を提供するサービスのことで、TMS(全国結婚相談事業者連盟)、NNR(日本仲人連盟)、パートナーエージェントに加盟している結婚相談所はSCRUMを利用することができます。
SCRUM(スクラム)加盟店一覧 |
---|
株式会社TMS 屋号:全国結婚相談事業者連盟 |
株式会社日本仲人連盟 略称:NNR |
タメニー株式会社 屋号:パートナーエージェント |
TMSに加盟している結婚相談所では、データベースを使って会員のプロフィールや希望条件にマッチする相手を検索することができます。
このデータベースは、全国の他の加盟相談所とも共有されるため、より多くのお相手に出会えるチャンスがあります。
②会員数が豊富

TMSは、スクラム(SCRUM)とコネクトシップに登録されている会員様とお見合いができるので、2つの異なるデータベースを利用して出会うことができます。
TMSは84,000名以上の会員数がいるのですが、実際にはスクラム(SCRUM)とコネクトシップの会員数の合算になります。
地域ごとの会員数は関西と関東が多いですが、全国規模で会員同士を紹介できるネットワークを構築しています。
2023年8月には、TMSが良縁ネットを吸収合併したことにより、九州地方の会員数も大幅に増えました。
TMSは、地方に住んでいる人でも出会いやすい環境が整っています。
③価値観の相性を分析したAIマッチング機能

TMSのAIマッチングは、価値観の組み合わせを分析しているので、他社のAI機能とは違う精度になっています。
一般的なAIマッチング機能は、お互いの希望条件が一致している会員を抽出しますが、TMSでは希望条件だけでなく「価値観の組み合わせ」も分析しています。
AIが解析するのは、「共通点」ではなく「価値観の相性」になります。
価値観の共通点が多いから成婚しやすいわけではないので、成婚カップルのデータからどの価値観の組み合わせが成婚に至るのかを分析しているそうです。
④オンラインお見合い

TMSでは、お見合いの申し込みをする段階で、①「対面お見合い」②「オンラインお見合い」③「どちらでも」を選択して申し込むことができます。
プロフィールにもオンラインお見合い可否の項目があるので、オンラインが可能な会員様がすぐにわかります。
私の結婚相談所でも、約半数がオンラインお見合いをしているので、オンラインお見合いが一般的になりつつあります。
オンラインをすることにより、遠方の会員様とのお見合いがしやすくなったので、新しい出会いに繋がることが増えています。
TMSのデメリット
①加盟相談所の選択肢が多すぎる
TMSには多くの加盟相談所があるため、どの相談所を選んで良いか迷いやすいです。
相談所ごとに料金体系や方針が違いますので、目的に合わせて適切な結婚相談所を選ぶ必要があります。
②個別相談所の差が大きい
TMSの連盟に加盟しているとはいえ、すべての結婚相談所が同じレベルのサービスを提供しているわけではありません。
相談所ごとの対応やサポート内容には差があり、期待する成果を得るためには、よく比較をして選ぶ必要があります。
まとめ
TMS(全国結婚相談事業者連盟)は大手結婚相談所の連盟で、SCRUMやコネクトシップのデータベースを利用してお見合いをすることができます。
TMSに加盟している結婚相談所が多いので、自分に合う結婚相談所を選ぶ必要があります。
結婚相談所は、専任アドバイザーとの相性も大事なので、無料相談などを活用して情報収集をすることをおすすめします。